木の葉モール橋本から徒歩4分。発展を続ける人気の街に、ファミリータイプのマンションを建設。(from第443号)

名称 アンブル橋本
概要 2LDK 3戸 / 3LDK 9戸
構造 鉄筋コンクリート造 3階建
延床面積 909.86m²
敷地面積 862.22m²
竣工日 2023年7月31日
所在地 福岡市西区橋本

オーナー様がマンションを建設されたのは、今年の春、地下鉄七隈線が博多駅まで開通し、ますます注目を浴びている福岡市西区橋本。オーナー様のご子息とその奥様にお話を伺いました。

地下鉄開業や環状道路開通によって街並みが様変わりし、所有地が区画整理の対象となりました

橋本は20年程前まで田んぼばかりでした。2005年に福岡市地下鉄七隈線の橋本駅ができたあたりから開発が目覚ましく、外環状道路も整備され、2011年には複合商業施設の木の葉モール橋本が誕生し様変わりしました。住宅や田んぼが道路や施設に整備されていったのです。私の父が所有していた土地もいくつか区画整理の対象となりましたが、今回の土地だけは市街化区域なので先を見据えて守っていこうということになりました。今年に入り、七隈線が博多駅まで開通して利用客が増え、現在橋本駅前の区画整理事業が進んでいるなど橋本はますます発展するようです。土地を店舗の駐車場として貸していた十数年のあいだ、木の葉モールまで徒歩4分という立地の良さもあり、さまざまな企業から「土地活用しませんか」という提案を受けていました。しかし、父は年齢的に融資を受けるのは難しいと思い、また私への相続対策には早すぎると思ってすべてお断りしていたのです。

コスト面と信頼性で企画型マンションのプレアを建設することに決定。将来的なメンテナンス費用の負担も考えてエレベーターの無い3階建てを選択

3年ほど前からウエムラさんも足しげく営業に来られていましたが「今は建てる時ではないから」とお断りしていました。ところが、父が融資を受けてマンションを建設できることがわかり、新型コロナウイルスが感染拡大するなか建築資材が高騰するという話もきいて、早く建てたほうがいいという考えに変わりました。ウエムラさんのプレアと他社の物件を見学して見積書も比較したのですが、金額が全く違い、やはりウエムラさんの企画型マンションは建物がしっかりしていて信頼も厚く、でもコストは抑えられているということがわかりました。知り合いが数人ウエムラさんに建設を依頼していることも大きかったですね。当初はエレベーター付きの4階建てプランを考えていましたが、やはりメンテナンス費用などが負担となるためエレベーターのない3階建てに決定しました。ファミリー層をターゲットに2LDKと3LDK、駐車場は12台分用意しました。

見学したマンションを参考に、エントランスに最もこだわりました

外観のカラーを決めるのに私たち夫婦と娘たちで他の物件を見学に行き、全員一致でブラックに決めました。最もこだわったのはエントランスです。見学したある物件のエントランスがとても気に入り、参考にして造っていただきました。館銘板(かんめいばん)が夜になるとライトアップされます。エントランスを抜けるとタイル張りのアプローチが続き、突き当たりが駐輪場です。内装は妻がキッチンにこだわり「ホワイトのシステムキッチンとビルトインコンロ」と決めており、仕上がりを見るとフローリングのナチュラルカラーとホワイトのコントラストが良く、上質感もあり分譲マンションのようです。さらに空間を引き締めるため、キッチンの天井とリビングのアクセントクロスをグレーにしています。マンション名のアンブル橋本は、ウエムラさんがいくつか候補を挙げてくれた中から家族で文字数や言葉の響きなどを考慮して選びました。意味は「ゆっくり歩く」だそうです。建設中から問い合わせが相次ぎ、おかげさまで竣工前に満室となりました。