相続対策や次世代の経営を考えて、コストバランスに優れたプレアだからこそマンション建設を決断できました。(from第438号)

名称 アルメーレ室見
概要 2LDK 10戸 / 3LDK 5戸
構造 鉄筋コンクリート造 5階建
延床面積 1,119.10m²
敷地面積 945.75m²
竣工日 2023年2月13日
所在地 福岡市早良区小田部

土地の店舗活用やマンション経営など、不動産業の豊富な経験をお持ちのオーナー様。今回は相続対策やお子様の将来を熟考され、企画型マンション「プレア」の建設をご依頼いただきました。

相続対策で先祖代々受け継いできた土地を活用するか売却するかを悩んでいました

相続のことを考えて、先祖代々受け継いできた土地を売却すべきか、それともマンション建設で活用したほうがいいのか、さまざまな人に相談しました。税理士さんの意見を聞くと「マンションを建てるなら地の利の良いところ」とアドバイスを受けました。私が所有している土地は、福岡市地下鉄室見駅が徒歩圏内で交通の便がよく、室見川が近いなど自然にも恵まれています。商業施設や病院も多く、教育環境も整っているため特にファミリー層に人気のエリアです。JAさんにも相談したところ「上村建設の企画型マンションを建てるのはどうですか」と提案されました。ウエムラさんとは長いおつきあいがあり、かなり前にバイパス沿いの土地を店舗に活用して以来、1棟目のマンション建設や息子の自宅建築も依頼していました。それに私もフロムを読んで企画型マンション「プレア」のことが気になっていたので、収支を見て検討することにしたのです。

企画型賃貸マンションのプレアは、コストバランスを追求したパッケージ規格のマンションだからこそ、理想的な収支計画が実現しました

一時は土地を売却するほうに気持ちが傾いていたのですが、ウエムラさんから提案されたプレアの収支計画は、「こうだったらいいなあ」と思っていた理想通りでした。管理はハッピーハウスさんにお願いできるので、仕事を持つ子どもたちがマンションを継ぐことになっても負担にならないと思いました。トータルで将来性を考え「プレアなら」と、マンション建設を決断したのです。今回の土地には5階建てのプレアがぴったりで、2LDK10戸・3LDK5戸、駐車場は戸数と同じ15台分と土地を無駄なく有効に使うプランです。1棟目を建てた時はオーナーとしての思い入れ込めたつくりでしたが、プレアは住む人の要望に応えた仕様で、建設から管理まで一貫して行うウエムラさんならではだと思います。地域の相場からみて高めの家賃設定にしたので、設備をグレードアップして、より高級感のあるマンションをめざしました。

1階の入居者には専用のバルコニーと駐車場を設けて差別化を図りました

土地が道路よりも高いのを利用して、そこに1階の入居者専用のバルコニーと駐車場を設けました。エントランスは道路の反対側にあり、屋根のある冠木門は印象的なだけでなく郵便物を取りに行く時に雨に濡れないよう工夫されています。冠木門を抜けると正面に駐車場がありますが、目隠しにコンクリート打ちっぱなしの壁を備え、夜はこの壁をライトアップして演出しています。定例会議には妻や長男夫婦も参加しました。内装は若い感性で決めて欲しかったのと、家族にマンションづくりの楽しさを経験してもらいたかったのです。私が気に入ったのは、バルコニーに木目調のシートを敷いているので、窓を開けると部屋と一体化して開放感があるところです。「アルメーレ室見」という名前は、桜並木が美しいオランダの街の名からとったもの。室見川や公園は春になると桜がきれいなのでこの名をつけ、銘板にも桜をあしらっています。おかげさまで早々に満室となりました。