デザイン・設備・コスト面にすぐれた上村建設オリジナルの賃貸マンションプランのプレアに決めました。（from第436号）

JR福北ゆたか線（篠栗線）・原町（はるまち）駅から徒歩4分、長者原（ちょうじゃばる）駅も徒歩圏内という好立地に規格型賃貸マンションのプレアを建設されたオーナー様。以前消防署にお勤めだったことから多くのマンションを見てこられたという息子さんにお話を伺いました。

最寄り駅から徒歩4分という好立地の田畑だった土地を、デザインや設備、コスト面にすぐれた5階建てのマンションに

稲作をやめて20年ほど自家用の野菜を作っていた土地ですが、周囲にマンションや住宅が立ち並ぶなかで2,000m²を超える広さがあり、最寄り駅から徒歩4分という立地なので多くの企業から土地活用の提案を持ちかけられていました。私は消防署に勤めていたので点検などで多くのマンションを見る機会があり、ウエムラさんのマンションは建物の質がいいのはもちろん、ウエムラさんに依頼したことがある知り合いの話からも信頼できる地場の会社だと思っていたところ、タイミングよく営業さんが来られたのでマンション建設をお願いすることにしました。2棟建てのプランや6階建てのプランもご提案いただきましたが、土地の形状から2棟は難しく、デザインや設備、コスト面にすぐれたプレア5階建てのプランに決定しました。

土地の広さを活かすために駐車場は戸数の倍以上を用意し、セキュリティエリアにコミュニティスペースを設置しました

土地が広いので、駐車場は戸数の倍以上ある47台分。一部は近所の方に月極駐車場としてご利用いただいています。冠木門までのアプローチは約40mありますが、駐車場と歩行スペースを明確にするためスタンプコンクリートで模様と色を施して石畳風にしました。その冠木門は屋根があるので雨天時に郵便物や宅配便を取り出す際に濡れないよう配慮されています。門を抜けた先もコンクリートのインターロッキングブロックを使用してアプローチからの統一感をもたせました。中にちょっとしたコミュニティスペースがあり、ベンチや植え込みを配置しています。セキュリティエリア内なので、小さなお子さまが遊ぶときにも安全です。

外観は周囲の環境と調和する重厚な雰囲気のカラーリングを選択し、居室内の部屋を仕切る引き戸は可動式で全開すると約20畳の開放的な空間に

外観はいろいろな物件を見て参考にし、周囲の環境と調和する重厚なブラウンを選択しました。内装も落ち着いた雰囲気にしたかったので、フローリングは薄すぎず濃すぎずの中間色、寝室はそれより少し濃い色。またリビングの壁の一面をポイントクロスとしてグレーにし、キッチンの天井もその色に合わせました。リビングと洋室を仕切る引き戸は可動式で収納できるので、全開すると約20畳の開放的な空間になります。私が最も気に入っているのはキッチンやバスルーム、トイレなどの設備。分譲マンション並みのグレードだと思います。近所の皆さんを内覧会にご招待したところ、「いいマンションだね」と評判は上々。竣工2か月前に満室となりました。