築17年のマンションをリニューアル！入居者の皆さんに喜ばれました。（from第435号）

フロムでご紹介するのは2度目。前回は新築竣工時に取材させていただきました。あれから17年が過ぎ、今回は改修工事のご依頼をいただきました。

愛されて17年間ほぼ満室だったマンションを母から相続するタイミングで大規模な修繕工事をお願いしました

マンションの竣工時に取材を受けた17年前、オーナーは私の母でした。 今までウエムラさんやハッピーハウスさんには、建物や入居に関してたずねたいことがあれば小さなことでもすぐに電話してその都度対応していただいていました。こまめなメンテナンスは続けていましたが、私がマンションを相続し、大規模な修繕工事が必要とされる築年数になったので、思い切って改修(リニューアル)をお願いすることにしました。 おかげさまでこの17年間ほぼ満室で、新築時からの入居者も数世帯おられます。マンションの前に田畑を所有しているので米や野菜をおすそわけするなど皆さんと時折交流しており、工事中は不便をおかけするのですが、皆さん快諾してくださいました。

外壁のタイルは、長年の汚れを薬品洗浄できれいに落とし、新たな塗装で建物の雰囲気を明るくしました

改修工事にかかった期間は約3か月。猛暑のなか現場で働く皆さんは大変だったと思います。外壁のタイルは、長年の汚れを薬品洗浄できれいにしました。私と妻、ウエムラさん、ハッピーハウスさんと何度か打合せし、塗装の色決めなどを行いました。例えばベランダの外壁部分にガラスブロックを埋め込んで装飾を施しているのですが、今回はそのガラスまわりの色を変えることにしました。以前はベージュのタイルになじむ同系 色だったので、それより明るく映える黄色とオレンジの配色にしました。入居者はファミリー層中心で小さなお子様も多いので、楽しいアクセントになったと思います。建物の名前の通り(アクエルド: スペイン語で調和の意味)、他の塗装部は、外壁のタイルに合わせ落ち着いた色にして調和させました。

マンションを長持ちさせるためにベランダと屋上の防水工事を実施し、イメージ刷新のために共用廊下・階段の床シートを張り替えて高級感ある仕上がりになりました

ベランダと屋上の防水工事もしました。こうした工事はなるべく劣化する前に早めに行ったほうがマンションは長持ちするそうです。廊下に関しては、床のシートが劣化していた為貼替し、階段は新規で貼りました。色をブラック系にし、高級感のある仕上がりになりました。今回の改修工事で特に気に入っています。 改修工事の完了時期が、お米の収穫時期にちょうど重なり、新米を手に入居者にご挨拶に伺うと「きれいにしてくれてありがとうございます」と喜ばれました。改修工事を行い、本当に良かったと思います。