名称 | さくら |
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概要 | 賃貸 2LDK 6戸 / 3LDK 13戸 自宅(3LDK 1戸) |
構造 | 鉄筋コンクリート造 8階建 |
延床面積 | 1,726. 59m² |
敷地面積 | 809. 85m² |
竣工日 | 2022年2月 |
所在地 | 福岡市早良区干隈3丁目7-5 |
代々受け継がれてきた土地に賃貸マンション兼自宅を建設されたオーナー様。眺望が素晴らしい新居のリビングで、息子さんからお話を伺いました。
将来を見越して、実家を賃貸マンションを兼ねた自宅にすることで先祖代々の土地を守ることにしました
ここは市営地下鉄七隈線・野芥駅が徒歩圏内で、福岡都市高速環状線野芥インターやバス通りも近く、小中学校に病院、スーパーも数軒あるとても恵まれた立地です。もともとは農家を営んでいた先祖代々の土地で、私の実家でした。昔は辺り一帯農地でしたが、現在は皆さんが土地を守るために相続対策でマンション経営などをしています。父の代に一度ウエムラさんの企画型マンションプレアの3階建てを建設し、今も満室でご好評いただいていることもあり、今回もウエムラさんにお願いすることにしました。今後のことを考えて、母と住む自宅兼賃貸マンションを建てることに決め、自宅はワンフロアの3LDK、賃貸部分は立地の良さを生かしてファミリー向けの2LDKと3LDKとしました。
賃貸の3LDKはバルコニーの半分をリビングに当てることで、明るく広々としたLDKとなり、とても好評です
外観は周囲の環境との調和を第一に考え、ウエムラさんと相談しながらシックなブラウンに決めました。マンション名は当初から日本語にしたいと思い、ならば日本らしい「さくら」にしようと決めて、館銘板(かんめいばん=建物名を表す表札のこと)に桜のモチーフをちりばめたほか、部屋番号や住居の表札など随所に桜の花をあしらいました。賃貸の3LDKはバルコニーの半分をリビングに当て広く明るい空間にしました。リビングを広く取る分バルコニーは狭くなりましたが、一般的な賃貸のバルコニーは洗濯物を干したり、ちょっとした物を置くくらいしか活用されないことが多いので、それならいっそリビングを広くとった方がよいのではないかと考えました。おかげで引き渡し前に満室になり、今でも問い合わせをいただいているほどの人気ぶりです。
自宅部分は母が車椅子で快適に暮らせるようバリアフリーの快適な住まいになり、眺望もよくて大満足です
自宅部分は、母が車椅子で快適に暮らせるよう段差をなくし、ドアには引き戸を採用。母の部屋と直結したトイレは4畳分の広々とした空間です。リビングには85インチのテレビを設置したかったので、設置用の壁面を作りコードやタップは背面に収納できるようにしました。リビングに続く和室には洋室のフロアとなじむよう琉球畳を敷き、掘りごたつにして楽に座れるようにしました。バルコニーは2面あり、ひとつは物干し用。もうひとつは2LDKと同じ広さで油山や福岡タワーも見えるので、夏はお客様を招きビアガーデンと眺望を楽しみたいと思っています。皆さんから分譲マンションのようだと言われますが、私自身も素晴らしい出来映えの建物に大変満足しています。