名称 | La Poste Maison(ラ ポスト メゾン) |
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概要 | 1階 郵便局 / 3LDK 3戸 / 1LDK 1戸 |
延床面積 | 445.06m² |
敷地面積 | 305.09m² |
竣工日 | 2020年9月4日 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 3階建 |
所在地 | 福岡市早良区曙2丁目5-22 |
交通の便がよく教育環境も充実した、福岡の中でも人気の高い早良区エリアに、オーナー様ご夫妻のセンスあふれる素敵なマンションが誕生しました。
所有するビルの老朽化を機に移転を考え、近隣に購入していた土地に1階は郵便局、2~3階を賃貸マンションとして賃貸マンション経営をはじめることを考えました
郵便局が入ったビルを父の代から所有し、長らく郵便局長を務めていました。しかし建物が古くなってきたために日本郵便株式会社の審査を経て、私が近隣に購入していた土地に3階建の賃貸マンションを建設し、その1階に移転することになりました。建築業者の条件に「過去に金融機関の建設に携わった経験のある会社」という規定があるため、不動産会社の紹介でウエムラさんにお願いすることになりました。このエリアは交通の便がよく、名門校が多数ある文教地区です。住民も転勤の多い会社員の方やひとり暮らしの学生の方など幅広いため、仕様はファミリー層から単身まで入居いただける1LDKと3LDKの2タイプにしました。
妻の協力で建物の細部にまでこだわり、シックな印象に統一したマンションデザイン
デザインコンセプトは「外観はヨーロピアンクラシック、内装はモダン」。ほとんど私の妻がこだわって建材やカラーを選びました。外壁は濃い茶系のタイルを使って落ち着いた雰囲気にし、3階廊下にヨーロッパ風のエレガントな手すりを配してアクセントにしました。エントランスには木目調のタイルを貼り、アンティーク調の照明を両サイドに設置。1階の郵便局の駐車場のコンクリートには茶系で石畳風の模様を型押していただきました。悪目立ちしがちな雨どいやエアコンの排水パイプにいたるまで外観に合うようカラーを選んだので、美しい統一感が生まれ私自身もとても気に入っています。
マンションの完成した姿を見て、さまざまな要望を取り入れてくれて、個性的に仕上げてくださったウエムラさんに感謝
外観はシックですが、部屋に入ると明るくモダンな雰囲気で、そのコントラストが特色です。廊下からリビング、各部屋までの床材を大理石調のメラミンフロアにしたのは他ではなかなか見られない個性だと思います。「キッチンにドアをつけたい」と妻が希望し、設計士さんがすりガラスの引き戸を提案してくださいました。閉めればゲストからキッチンの中が見られることなく、すりガラスなので明るくなり圧迫感を与えません。カウンターまわりを濃い茶系のクロスで引き締めたセンスも含めて「さすが我が妻だなあ」と感心しました。建物に郵便局が入っているため、名前はフランス語でポストのある家を意味する“ラ ポスト メゾン”。完成した建物を見たら「やったなあ」という感動とウエムラさんへの感謝の気持ちがこみ上げました。