建物を永く持たせるには、早め早めのメンテナンスで(from第323号)

名称 シーサイド小戸
概要 全14戸
竣工日 平成10年3月26日
リニューアル日 平成25年5月1日
構造 鉄筋コンクリート造 5階建
所在地 福岡市西区小戸3丁目55-55

竣工後15年点検を行った後、すぐにリフォームをされた徳丸様。外壁のタイル洗浄をはじめ、防水工事、廊下床シート貼りなどの工事を行われ、まるで新築さながらに。建物が一段とグレードアップしました。

塩害を想定して

小戸にマンションを建設したのは15年ほど前のことです。伯父がウエムラさんに勤めていたこともあり、ウエムラさんで建てました。海に近い場所で塩害の心配がありましたので、塩害に強い金属やパネル・タイルを使うなど、かなり気を使っています。その甲斐があって思ったほど塩害の被害は出ませんでしたが、今回の15年点検で、いろいろと改修をすべき部分が出てきました。竣工時から計画的にリフォーム費用を確保していたので、すぐにリフォームをお願いすることにしました。


Before

リフォームの時期

以前、私が勤めていた職場は築20年程の建物でしたが、全くメンテナンスを行っておらず、コンクリートのヒビの入りがひどく目立っていました。雨水などで中の鉄筋まで傷んでしまっていたと思います。そんな状況を見ていたせいもあり、今回15年目でリフォームしましたが、早いうちに行えば塗装などだけで済む場合でも、先延ばしすれば他にも手を加えなくてはいけない部分が出てくること、また費用も最小限に抑えることができるのを実感しました。もちろんウエムラさんの定期的な点検で、こまめにメンテナンスもしていました。

グレードを上げたリフォーム

薄いグリーンをベースにした外壁はタイルを補修・洗浄を施しました。また廊下に防水防滑シートを貼ることで建物を保護し、足の負担も軽減しています。見た目は新築さながらで、さらに高級感が増して、建物自体のグレードは新築当時よりも上がりました。全体的にとてもキレイになり、入居者の方々に喜んでいただいています。建物を長く持たせるには、何よりも早め早めのリフォームが重要と実感しています。これからもこまめな点検とメンテナンスを心掛け、いつまでも美しさを維持していきたいと思っています。