仕事場を兼ねた自宅を新築（from第167号）

「掘りごたつのある家」が夢でした。福岡市博多区板付の光永さんが自宅兼仕事場を新築されました。落ち着いた外観にレンガをあしらった玄関。広いリビングとバルコニー。掘りごたつのあるモダンな和室。すべて思い描いていた通りです。そんな光永さんにお話をお聞きしました。

今回、自宅を新築された動機は？

仕事場を兼ねた自宅がほしかったんです。ここは妻の両親が所有している土地で、以前は私が営んでいるガラス施工業の作業場として使っていた倉庫が建っていました。並びには両親も暮らしています。私たち夫婦は近くのマンションで生活していましたが、せっかくの土地を有効に使って自宅兼仕事場を建てようという話になりました。上村建設さんのマンションに入居していたものですから、その管理やメンテナンスのよさは知っていました。上村建設さんなら安心して任せられると思ってお願いしました。

戸建住宅の建築で特にこだわった点はどこですか？

1階は事務所と作業場、2階は21畳のLDKと和室、3階は寝室と納戸として使っています。とにかくゆっくり暮らす家を造ろうと、広さにはこだわったつもりです。2階と3階にはバルコニーがあって、これも広々としています。外装や内装の色合いなどは妻が意見を出しました。工事中も月例会が開かれて私たちの意向を取り入れてもらえるので、不安はまったくありませんでした。和室に掘りごたつを造るという夢も実現しました。和室だけどモダンでオシャレな雰囲気に仕上がって、とても気に入っています。

住み心地はいかがですか？

8月末の引き渡しから数週間たって、ようやく住み慣れてきたところです。ガラス施工業の場合、台風などでガラスが割れたりすることの多いときには、時間に関係なく仕事が入ってきます。マンション生活のころと違って、階下に作業場のある「職住一体」の住居ですから、夜中でも仕事ができます。24時間体制で仕事に取り組める環境が整いましたね。それから私は魚釣りが大好きなんですが、釣り道具を収納する部屋もできました。もう本当に言うことなしですよ。