スタッフの人柄にほれて建設を決断（from第175号）

住民の5年先、10年先を考えて設計・施工。関わった人の人柄そのままハートフルなマンションが完成しました。

どのような動機でマンション建設をお考えになったのでしょうか。

小高い丘になっているこの地は先祖から受け継いだもので、家族で長年住んでおりました。しかし、近年の日本経済が激変するのをみるにつけ、この不動産を継承するための対応策を考えなくてはと思ったんですね。税制や老後の生活などを考えているとき、かつての教え子から上村建設さんを紹介されました。さまざまな世話話をするうちに、その社員の方の温かく誠実な人柄にほれましてね。思いきってこの人の会社に財産維持問題をお任せしようと…。400人を超えるオーナー会は家族的な雰囲気に溢れており、それを拝見して私は会社への信用と信頼を一層強くいたしました。

マンションを建設するうえで、こだわった点を教えてください。

高宮は閑静な住宅地です。建設中はご近所にご迷惑をおかけするわけですから、多くの方に喜んでいただけるよう、周囲との調和をいちばんに望みました。外観の色にこだわり、緑をできるだけ取り入れたいとご相談しました。エントランスに石岩調の壁材を積み上げていただいたため、上品で重厚感のある建物に仕上がり、花が咲く木々によって季節感が感じられます。エントランスとその奥の自転車置き場のコンクリート部分には石を敷き詰めて石庭も作っていただき、とても満足しています。センサー式の防犯灯や駐車場のシャッターなど、防犯対策もしっかりしていただきました。

間取りは4種類もあるとか。数年先まで考えての設計だそうですね。

2LDKは、和室があるものとないものがあり、3LDKはのひとつのタイプは洋室が広く、子どもさんの成長につれて本棚などで部屋を分けれるようになっています。情報化時代に向けてケーブルテレビとインターネット対応の設備を導入し、磁気浄化装置付きの浄化水槽や水道蛇口も設置していただきました。又、鳩を寄せつけないためのテグスを取り付ける輪を全室に設置しています。優雅という名前にふさわしい建物ができ、上村さんに依頼したことを誇りに思うと同時に、幸福感を噛みしめています。