現場監督との二人三脚で、長年の夢を形に（from第314号）

目の前の道路が拡張するのを機に、築180年の自宅と店舗、アパートがあった敷地に７階建てのマンションを建設されたM様。「水のせせらぎに癒されながら暮らしたい」という夢を叶えるため、現場監督に掛け合い、エントランスに滝をつくられました。

20年来の信頼で3棟目

ウエムラさんでの施工は、今回で３棟目です。20年前に初めてアパートを建てたときからのご縁で今回もお願いしました。10年前に建てた２棟目も気に入っており、３棟目の依頼に迷いはありませんでした。今回は、自分たちの住まいでもあり、細かく希望を伝えました。一番こだわったのは、エントランスの滝。担当者さんから、「維持管理が大変だからあまりお勧めできない」と言われましたが、私の熱意を伝えると、現場監督さんがいろいろ研究して、デザインなどを提案してくれました。

家族みんなが満足

「イルマーレ」は、イタリア語で海と意味です。私は水辺が好きで、昔は海の近くに住みたかった。でも、農家の長男だから、家を出るわけにはいかず…。そうした積年の思いを叶えたくて、滝にこだわったんです。建設中も、毎日顔を出しました。現場監督さんが、どんな希望もじっくり聞いてくれたので、二人三脚で建てたような満足感があります。自宅は、浴槽から外を見られる風呂場、開放感ある玄関が実現しました。95歳の母が戸建ての時より元気になり、驚きました。家族みんなが満足しています。

入居者と心地良く暮らしたい

私も母も、ビルに住むのは初めて。階下への音など心配しましたが、大丈夫でした。住み始めると、日当たりや眺望のよさ、セキュリティーの安心感など、全てが快適でした。駅まで徒歩10分という立地もあって、賃貸物件はすぐ満室に。新婚家庭が多いかと思っていましたが、年配者や、高校生がいる家庭など多様でした。少子化や不景気の中、マンション経営できるのか悩みましたが、建ててよかったと思っています。これから、同じ地域住民として入居者と心地良く暮らせるよう、いろいろな地域行事の紹介などできたらなあ、と考えています。