オレンジの外観で街の印象さえアップ(from第367号)

名称 ヴィンチトーレ博多
間取り 1LDK 16戸、2LDK18戸
構造 鉄筋コンクリート造 10階建
敷地面積 578.30m²
延床面積 2710.02m²
所在地 福岡市東区筥松2丁目22-7
竣工日 2017年1月28日

箱崎駅前という立地に、あえて部屋数よりも広さにこだわったマンションを建てさせていただきました。オレンジの外観が、街を一層華やかに色づけてくれます。

後発だからこそのオリジナル性のあるマンションを

マンション建設を進めるにあたり、箱崎駅前付近のマンションを見て回りました。後発の建設なので他とは違う「オリジナル性の高いものを」というテーマで決めました。周囲はグレーや茶色の外観が多かったのでオレンジを選んだのですが、出来上がってみると、とてもいいと評判で満足しています。派手だろうかという不安もありましたが、地元の方々から「周りのマンションも映えるね」という声をいただきました。また、「3LDKの広さをあえて2LDKに」と、部屋の広さでオリジナリティをだしました。1室の広さは地域で一番だと思います。周辺のマンションを参考に出来るのは後発ならではの強みですね!

2室をつぶしてトランクルームを設置

将来、入居者の荷物が増えても困らないように、マンション居住者用のトランクルームを設置しました。賃貸では珍しく、あっても地下が多くて湿気やカビの問題があるとか。そういうことも考えて、このマンションは2・3階に2部屋分のスペースを使い設置。無理して居室を作るより、入居者の方に住み心地がいいと思っていただきたいからです。「ヴィンチトーレ博多」は「勝利者」という意味で、入居者が成功して幸せになって欲しいという願いを込めました。竣工前に満室になりましたが、34室中、11室は新婚家族の入居です。これからお子さんが増え、賑やかになっていくと思うと楽しみです。

地元の強みを感じたウエムラさん

マンションは他に3棟所有していますが、その支払いが終了したタイミングで駐車場だった場所にマンション建設を決めました。最初は建設会社3社で比較していましたが、ウエムラさん以外は全国展開している建設会社でした。話を聞いて私はウエムラさんには地元の強みを感じましたが最終的に決めた理由は、ウエムラさんだけがこちらの要望をきちんと受け取り、設計してくれたからです。信頼できるなと思いました。定例会も話が二転三転しても丁寧に対応してくれましたし、とにかく怪我のないようにとお願いしていたのですが、整理整頓されたキレイな現場なので事故もありませんでした。自宅で保管していた100年前の鬼瓦をエントランスに設置し、これからもビルを守ってもらいます。