創業50年をひと区切りに、ガソリンスタンドからマンション経営に転身（from第275号）

かつてガソリンスタンドを営まれていたK.H様。道路拡幅で敷地が削減されることに。悩んだ末に、ガソリンスタンドを辞めマンション建設を決意。最上階には自宅を配し、海や山を見渡せるステキなマンションができあがりました。

今回、マンションを建てることになった経緯は？

ガソリンスタンドを創業したのが、昭和28年。当時120坪のスタンドは、福岡市内で 一番大きなものでした。10年ほど前、今宿駅前の道路拡幅などで敷地を５m削減せざるを得なくなり、約30坪敷地面積が減ってしまいました。残りは90坪、これではスタンドとしてはやっていけません。すぐ後には自宅があり、ガソリンスタンドと合わせると200坪ちょっとありました。色々と悩みましたが、ガソリンから次世代のエネルギーに変わりつつあるこのご時世、創業50年ひと区切りついたということもあり、スタンドを建て直すより、マンションを建てようと決意したのです。

上村建設に決めた理由は何ですか？

親しい友人に、建設業者はどこがいいかと訪ねてみたら、「ウエムラさんがいいよ」という答えが返ってきました。その後しばらくすると、ウエムラさんの営業の方が来られまし た。友人の紹介だと思っていたら、そうではなく、偶然の飛び込み営業とのこと。これも一つのご縁だったのでしょうね。建設を決めてからはハラハラドキドキの連続。ちょうど、建築基準法改正の端境期、法改正後1件目の物件ということで、確認申請に8ヶ月かかりました（通6ヶ月程度）。2ヶ月の遅れもウエムラさんのおかげで取り戻すことができ、なんとか引っ越しシーズン前の3月にマンションが完成しました。

できあがったマンションのご感想は？

最上階の自宅は海や山が望める絶景で、50年住んでいながら新たな発見でした。あまりの景色の良さから、海を望むという意味の「ウィルマーレ」をマンション名に。今宿は住居としては最高の環境であるということを再認識しました。また、人気のケーキ屋さんをイメージしてつくったアプローチ、エントランスに入ってすぐの坪庭、間取りも2パターンあります。2階部分までは茶系、3階からはベージュ系で上品に仕上げ、セキュリティー面にも力を入れています。地に足を付け、確実なマンション経営を目指します。