リニューアルで新築以上の付加価値を（from第312号）

築30年を迎え、2サイクル目の事業スタートに踏み切られたM様。大胆な発想で大橋という激戦区を生き抜くためのリニューアルの秘訣をお伺いしました。

Before

After

在30年の入居者様の退去がきっかけに…。

30年程前、南区大橋の区画整理に伴い、JAの紹介でウエムラさんに自宅をビルに建て替えてもらいました。入居者に大変恵まれ、新築からずっと住んでいただいている方もいたのですが、ここ数年退去が続き、30年前の設備ではなかなか次の入居が決まらない状況でした。修理のリフォームは行ってきたのですが、今回は、思い切って改築のリニューアルを決意。不動産へ相談したところ、和室2間と狭いリビングの間取りは広いリビングの1LDKにするのが定番だが、それでは1LDK激戦区の大橋では入居争奪戦は厳しいとのことでした。

玄関ドア Before

玄関ドア After

間取り・自在変更システムを採用

困り果ててウエムラさんに相談したところ、ちょうど、ウエムラさんがグループ全体で「リニューアル間取り改善会議」という勉強会をされており、提案していただいたひとつに「間取り・自在変更システム」がありました。これは、まず部屋の間仕切りを全て取り外し、11枚の引き戸を組み合わせ壁や出入口を設置。入居者の好みに応じてワンルームから１LDK、２LDKまで自在に部屋が創れる優れものでしたが、このシステムは厳しい精度が求められ、開発途中でした。しかし勉強熱心なウエムラさんの熱意を信じてそのシステムを採用しました。

間取り・自在変更システム

熱意は、ウエムラさんの伝統

工事期間中は猛暑の中にもかかわらず、リニューアル事業部、パートナー協力業者の方々も熱心に丁寧に工事をしていただきました。ご迷惑をかけるはずのご近所さんからもお褒めの言葉をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。激戦区ということで、部屋だけでなくエントランスもオレンジをコンセプトカラーに使い、驚くほど垢抜けたデザインで印象的に。新築時のウエムラさんの溢れんばかりの熱意を思い出し、家族みんなで懐かしんだと同時に、２サイクル目の事業が始まりますが、ウエムラさんには末永くお世話になりたいと思っています。

エントランスドア Before

エントランスドア After