INTERVIEW
社員の1日

INTERVIEW

vol.01

/ 新入社員 /

宮永 綾太郎

2021年入社

宮永さんが配属されている現場の簡単な概要を説明します。

取材した現場の概要

所在地 福津市日蒔野
建物構造 鉄筋コンクリート造
階数 地上12階
用途 共同住宅 66戸(1LDK)

※取材した日の工事現場の工程:11階コンクリート打設前、8階内装工事開始した状況です。

工事現場の一日の仕事内容は、工事工程と共に毎日変化します。
この記事の内容は、ある日の工事現場の一日であることをご理解ください。

INTERVIEWER

皆様、初めまして!上村建設の広報を担当している古田です。
今回はリクエストの最も多かった新入社員の一日に密着しました。
希望溢れる一年生から直接お話を聞くことができるのでとても楽しみです!

07:30
現場到着
現場到着
宮永さん

おはようございます!

古田

おはようございます!本日は一日よろしくお願いします。
宮永さんの通勤手段は車ですか?

宮永さん

はい、車です。上村建設は現場に直行直帰することが出来るので、会社にマイカー通勤の申請を行って自家用車で通勤しています。工事現場の場所が変わる現場員にとって、車で通勤できることは大変助かります。

古田

これから朝礼が始まりますね。

宮永さん

はい。8時から朝礼を行います。その前に現場入口や事務所の掃除をします。

08:00
協力業者さんとの朝礼
協力業者さんとの朝礼
協力業者さんとの朝礼
古田

朝礼の司会をされていましたね。朝礼では何を重点に進行されていますか?

宮永さん

協力業者さんたちに本日の作業内容・安全注意事項・人員の確認を行います。また、朝礼後に危険予知活動を各業者さんにしていただいて、記入された危険予知活動表の確認を行います。

古田

危険予知活動?どういったものですか?

宮永さん

協力業者さんに本日の作業内容と手順、その作業から予測される危険とその危険を防ぐための対策を記入してもらいます。工事現場は危険の多い場所ですので、毎朝その日の仕事のことを考えてもらうことで安全の意識付けを行っています。

09:00
配筋写真撮影
協力業者さんとの朝礼
協力業者さんとの朝礼 協力業者さんとの朝礼
古田

何を撮影しているのですか?

宮永さん

配筋写真を撮影しています。

古田

配筋写真って何ですか?

宮永さん

配筋という言葉の意味は、鉄筋の配列のことです。このマンションの構造は鉄筋コンクリート造です。鉄筋を組んで型枠というコンクリートを流し込む木材で出来た枠を建て、生コンクリートを流し込みます。
コンクリートを流し込んでしまうと鉄筋が見えなくなってしまうので、その前に鉄筋が構造図面通りに配置されているか確認しながら写真に撮って保存します。

古田

ワンフロアで何枚ぐらい撮影するんですか?

宮永さん

このマンションは1LDKでワンフロア6部屋あるので、今日は150枚撮影します。

協力業者さんとの朝礼
古田

宮永さん、階を移動するときにエレベータを使われないですね。

宮永さん

そうですね、移動するときは昇降階段や仮設足場を利用しています。そうすることで、工事の進捗状況、品質・安全の確認を目視できます。
さらに、職人さんたちと顔を合わせる頻度が増えるので、作業の進捗状況や困ったことがないかを立ち話で聞き取れるんです。

協力業者さんとの朝礼
12:00
昼食
昼食
古田

坂本所長も福田次席も宮永さんも、皆さん同じお弁当ですね。

宮永さん

はい。電話で注文してお弁当屋さんに配達してもらっています。

昼食
古田

就職活動をしている学生さんから質問が届いていますので、質問していきます。
就職活動をしていた時、会社を選ぶ基準は何でしたか?

宮永さん

選ぶ基準は、給料・勤務地・福利厚生でした。

古田

入社の決め手は?

宮永さん

勤務地が福岡県内だったことです。

古田

面接のときはどういう質問をされましたか?

宮永さん

「早めに所長になる人はどんな人ですか?」と質問しました。

古田

どういった答えが返ってきたか覚えていますか?

宮永さん

正確には覚えていないんですが、現状よりも良いものを生み出す努力をする人だったと記憶しています。さらに、社会人として“報連相”を上手に上司や後輩、関連部署に伝えられる人だったと思います。

昼食
古田

入社後のギャップはありましたか?

宮永さん

今は入社したばかりなので重いものを運んだり、掃除をしたりすることが多いです。入社したばかりの慣れない間や夏場はきついと思います。

古田

入社してよかったことは何ですか?

宮永さん

建物ができていく様子を目の前で見ることができることです。

13:00
昼礼
昼礼
古田

朝礼も行ったのに昼礼もするんですか?

宮永さん

はい。昼礼も大切な時間です。午前の作業報告と、午後から行う作業の説明、明日の予定の確認を行います。また、協力業者さんからの要望を聞くこともあります。

古田

要望?具体的にどういったものがあるんですか?

宮永さん

この時間に材料を搬入したいといったことやこの時間にロングエレベーターを使用したいといったもの。他には現場の工事照明や送風機を使用したいといった要望があります。

古田

多くの業者さんが入場される工事現場では、さまざまな調整が必要ということですね!

13:30
書類整理(配筋写真整理)
書類整理(配筋写真整理)
宮永さん

お昼からは事務所で書類整理を行います。危険予知活動表、新規入場教育などの安全衛生書類の確認と整理。そして午前中に撮影した配筋写真の整理を行います。

古田

現場監督の仕事は、協力業者さんたちへ指示を出すことだと思っていました。

宮永さん

現場監督は書類作成も重要な仕事です。さらに言うと、書類作成が驚くほど多いです。

書類整理(配筋写真整理)
14:30
現場運営
現場運営
古田

今日は15時から外出する予定ですよね?

宮永さん

はい、外出します。それまで少し時間があるので、タイル業者さんの資材搬入を手伝っています。

古田

セメント材!大変な力仕事ですね。

宮永さん

はい。重たいです。工事現場を円滑に運営することは現場監督にとって大切な仕事です。新入社員は、1つの作業にどのくらいの時間が掛かるかがまだ理解できていません。今後現場を任されるためにこの作業にどのくらい時間が掛かり、何名の人材を確保するべきかを学んでいます。

古田

宮永さんは営業職を希望されているそうですね。

宮永さん

はい、将来的には営業職をしたいと考えています。
上村建設は営業職になる前に現場を経験して建築の知識を身に付けます。そうすることで営業職となった時にお客様の相談にすぐに応えることができます。建築知識の高さや資格を持つ技術系営業はお客様からの信頼が非常に高く、これが上村建設の強みの一つだと言われています。

15:00
東工事課へ移動
東工事課へ移動
古田

外出の時間になりましたね。

宮永さん

はい!今日は16時から足場図面の勉強会が東工事課であるので移動します。

15:45
東工事課到着
東工事課到着
古田

ここはどういった施設ですか?

宮永さん

ここは私が所属している東工事課の事務所です。

16:00
足場勉強会
足場勉強会
古田

足場勉強会の先生はどなたですか?

宮永さん

先生は私が所属している工事現場の先輩、福田さんです。

古田

どういったことを勉強されましたか?

宮永さん

この勉強会は月1回「仮設計画」について学んでいきます。
先輩方からよく〝建築する建物に適合した仮設計画が大切〟という話を聞きます。建築物の階数が上がっていくごとに変化する工事の状況を想定して、足場を利用する業者さんが使いやすく、また資材の運搬も考慮した計画を立てられるように学んでいきます。
今回は1回目だったので足場図面、関連書類を提出する機関や提出期日などを重点的に学びました。

古田

参加されていたのはどなたですか?

宮永さん

参加していたのは東工事課に所属している新入社員と一つ上の先輩です。

足場勉強会
17:30
帰宅
帰宅
古田

これから工事現場に戻られますか?

宮永さん

いえ、今日はこれで業務終了になります。
坂本所長に勉強会を終えたと連絡をしましたので帰宅します。

古田

あっという間の一日でしたね。本日は一日密着させていただきありがとうございました!お疲れ様です。

宮永さん

こちらこそありがとうございました。
お疲れ様でした!